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人工知能

人工知能「ブーム」から20年あまり。あの騒ぎはなんだったんでしょう。別に、騒ぐのは、人工知能に限ったわけではありませんが。第五世代コンピュータ、この言葉を知る人の割合も年々減る一方? その一方で、「ゲーデル、エッシャー、バッハ」の20周年記念版が出ていることや、ブームが去った後の実用化など、より着実な成果が得られていると言えなくもない。そんな感じですね。

人工知能

ゲーム開発者のためのAI入門

発売日:
ランキング 4823 位  渋甘
商品レビュー  内容としては、ある程度プログラムが分かる人向けですが、特筆すべきは読み易いこと! 専門書の中でも、この点で模範となる良書だと思います。 中身は、敵キャラクターをプログラムでどう動かすか、ということに尽きるので、 ある程度読者は限られてくると思いますが、文章の読み易さ、分かり易さは他の本も見習って欲しいです。
商品レビュー  AIのゲーム用途について広く浅く扱っています。この分野が初めてなら、足がかりにできる良書です。若干、説明の誤りや不適切な図も見受けられますが、サンプルコードを優先すれば問題ありません。初心者への手ほどきを目的とした本なので突っ込んだテクニックを探している人には向いていません。
商品レビュー  ゲーム開発の分野で日本語でも読める本というと、日本人が書いたシェーダやDirectXの本が多く、ゲームAIなどは英語本くらいしかなかったと思います。そんな中で、翻訳で、しかもとてもわかりやすい意訳で書かれている本書はとても貴重だと思います。本当に翻訳なのかと疑うほどなので誰が翻訳したのか見てみたら、翻訳を専門にしている会社でした。内容は、目次にあるように、非常に幅広くAIを取り扱っています。数学的な議論は出来るだけ排除されており、実践で使える、自作のゲームに組み込めるように解説されています。ゲーム業界で有名なA*アルゴリズムも易しい説明で解説されています。2D(特にタイルフィールド)や3D(実数値フィールド)もカバーされているので、本書にあるAIはいろんなジャンルのゲームに使えると思います。個人的には、スクリプトの章がもう少しあったらなと思います。特にサンプルソースが欲しかったです。

人工知能

ゲーデル、エッシャー、バッハ―あるいは不思議の環 20周年記念版

発売日:
ランキング 14618 位  渋甘
商品レビュー  「知能」の本質を考察した本である。 といっても、知能とは何かはまだ分かっていない。 そこで、知能の周辺を記述することで、知能とは何かを浮き上がらせようとしているのか。 ところで、一部に、日本語訳オリジナルのジョークが含まれているようだ。 「このジョークは英語で何と言っているのだろう」と思って原書をあたったら、ジョークではなかった。 おそらく柳瀬尚紀氏の仕業だと思う。
商品レビュー  1989年のペンローズの「皇帝の新しい心」よりもちょっと前、1985年に出版された本の新版です。作者もはじめに書いているように、この本の内容を一口で説明することは出来ません。というのも、一口で説明できないから、こんなに長くてメタ構造の本になったと思われるからです。 全編を通じて、アキレスと亀の漫才とも禅問答ともいえるような対話とエッシャーの絵が挿入されています。 二部構成になっていて、第1部では、おもにゲーデルの不完全性定理を軸にさまざまな話がかかれています。といっても、バッハやエッシャーの話、それ以外のいろいろな話も登場します。 第二部は、心、意識、人工知能、コンピュータといった内容が中心になっています。ゲーデルの不完全性原理については、他の研究者の意見を紹介し、反論したりしながら、作者の考えが述べられていますが、これも一口ではどうとは言えない流れです。 不正確さを承知の上で敢えてまとめるならば: 低次の系は完全であることが可能だが出来ることが限られている。この低次の系を包括するより高次の系はこの低次の系で分からないことが分かるが、その系の高度さ故に不完全さを持つ。さらに「この高次の系」より高次の系は、「この高次の系」の不完全さを完全に出来るが、自身の不完全さがまた存在する・・・ と、複雑・高度な系は不完全にならざるを得ない。永遠に出てくるマトリョーシカの様に、終わりはない。 人工知能が本当に進歩して、考える力を持つようになったら、それはたぶんあまり役に立たない。なぜなら人間と同じで、気まぐれでミスを犯す存在だから。 というような感じを受けました。 ペンローズの「皇帝の新しい心」や「心の影」とあわせて読むと視点が異なっているので、相補的に見えてくる気がします。

人工知能

わかりやすいパターン認識

発売日:
ランキング 9669 位  渋甘
商品レビュー  本書はパターン認識の理論を実用性の観点から選択し、平易に解説している。パターン認識を網羅的に紹介せず、実用的であるものに絞って解説したことが、むしろパターン認識の本質的理解を促している。理工系大学教養課程程度の数学を使い、その解説は明快である。本文中に設けられたcoffee break欄は、総体としてパターン認識の考え方を雄弁に語っている。coffee break欄を通読するだけでも価値がある。
商品レビュー  数学の参考書にあるような分厚さは無く、生物系の自分にも諦める事無く学習する事ができた。内容も平易でパターン認識の概念が自然に入ってくるように工夫されていると思う。統計学やパターン認識は日常にも密接に関係しているので、数式の意味するところを実際の現象に当てはめて考えると理解しやすいと思う。他にもパターン認識の本が出ているが本書が一番わかりやすいと思うので諦めずにこれ一冊からはじめる事をお薦めする。おかげでDNAマイクロアレイの解析で何報か論文書けました。
商品レビュー  パターン認識の書籍は数多くあるが,これほどわかり易く書かれたものは皆無である.入門書でありながら,球面集中現象やブートストラップ法まで書いてあるのが泣かせる.この本をマスターし,さらに「パターン認識と学習の統計学」(岩波)をマスターしたら,かなりの数のPaperを理解できるようになるだろう.

人工知能

考える脳 考えるコンピューター

発売日:
ランキング 30772 位  渋甘
商品レビュー  従来のAIやニューラルネットには成し得なかった、知能を持つコンピューターへ向けての概論。ポイントは実際の大脳新皮質機構に倣う事。 時間的・空間的信号処理の階層化や信号の双方向性、その中で存在する一時記憶、自己連想記憶等の記憶機能を盛り込む事により、著者の言うところの”知能”の要である”予想する機械”実現を図る。 将来は(サイバーダイン社のような!?)知能チップ開発を目指す。 提案モデルは概念レベルであるが、意識や創造性も含めたコンピュータと人間の知能についての内容は興味深い。特に次世代への啓蒙書でもあるという著者の情熱は気持ち良い。 本書から2年あまり経った現在、著者等はNumentaという会社を創設し具現化へ向けて邁進しているようだ。サンプルソフトや文献も充実しているので興味を持たれた方はチェックしてみては。
商品レビュー   原題("On intelligence: How a new understanding of the brain will lead to the creation of truly intelligent machines.")からわかるとおり、本書は神経科学の観点から脳について書いた本である。著者の1人はサイエンスライターで、日常生活上の適切なたとえ話が数多く示されており、著者の説が非常に平易に述べられている。翻訳も大変良いと思う。それに何よりも面白かった。  著者のジェフ・ホーキンスは、ハンドヘルドコンピュータPalmの生みの親として知られるシリコンバレーの企業家・技術者。大学等に勤める脳研究者ではない、というところが面白い。  著者の関心は明確で、(知能を実現する)脳のメカニズムを解明し、知能を備えた機械をつくること。方法論としては、ニューラルネットの次を考えているようだ。著者は、知能の本質を自己連想記憶による予測と見極め、そのような知能は、大脳新皮質の神経学的な構造に依存して実現していると考えている。同様の原理の働く同様の回路を人工物で構築することができれば、「予測する機械」もまた構築可能、というアイデア。ニューラルネット研究が満足な結果を生み出すことができなかったのは、それが、知能の本質を見誤っているから、また、大脳新皮質の実際の構造をモデルに組み入れていないから、ということになる。  著者自身も述べているように、本書で述べられている個々の知見は特に目新しいものではない。著者は、知能の本質は予測であるとの自説を展開することで、脳の働きを解明する上での指針を提唱しようとしている。著者のアイデア自体に興味がないとしても、人工知能研究・ニューラルネット研究の歴史と限界について完結にまとめてある冒頭部を読むだけでも、初学者には助けになるのではないかと思う。
商品レビュー  ヴァーナー・ヴィンジが<特異点>と呼ぶ現象がある(SFマガジン2005年12月号で翻訳が読める)。人類が、人類を越える知性を発明したら、その知性がさらなる高度な知性を生み出すことを妨げることはできず、結果、知性の向上は幾何級数的な速度で進行し、人類はあっという間に下等生物に成り下がる……という予測である。ありがちなSF的ディストピアではなく、十分に考えうる未来だと思うが、ヴィンジはこれを、2030年までに起きると予想している。 これを読んだとき、「2030年? ちょっと無理じゃね?」と思ったんだが、本書を読んで考えが変わった。ジェフ・ホーキンスは、おそらく今から20年くらいの間に<特異点>を生み出すだろう。それほど、本書が述べている「知性」の本質は直感的に正しいように見える。そして、いくつかの技術的なハードルさえクリアすれば、実際に人工の知性を生み出せるに違いないと信じられる。 そうして生み出された人工知性は、おそらく人類とは異質で、かつ、高度になる可能性を持っている。ヤバい。画期的なPDAだった「pilot(現Palm)」もヤバかったが、こっちはもっとヤバい。当局(ってどこ?)は、ジェフを逮捕監禁したほうがいいよ! ヤツを野放しにしたら、人類はおしまいだぁ! ……というくらい面白かった。いや正直、人類の時代はあと20年かも知れんよ。

人工知能

先を読む頭脳

発売日:
ランキング 72502 位  渋甘
商品レビュー  羽生善治という現在将棋界に於ける最高レベルのプロ棋士と、人間を科学的に捉える人工知能分野の松原仁氏及び認知科学分野の伊藤毅志氏の計3人で構成された書です。 「先を読む頭脳」をどのように育んでいったのか、またその為の思考法や勉強法は何か、といったことを羽生さんがインタビューに答えたことを文章化し、それを専門の先生方が研究・科学することで内容の深いとても興味を抱かせる本に仕上がっています。 羽生さんのインタビューの中には、大山先生はじめ現在のトッププロ棋士の棋風が紹介されている点も興味を引きます。 また、最後の章にはコンピュータ将棋に関する記事もあり、これからの将棋を考える点で参考になります。
商品レビュー  本書では、羽生氏が「良い手を見つける」「形勢判断する」というような将棋における思考方法を分かり易く言語化しており(羽生節炸裂!)、それを人工知能専門家(松原仁 氏)・認知科学専門家(伊藤毅志 氏)が解説を加えるという形態を採っています。初級者~中級者とプロとでは思考の仕方がどう違うのか、人間とコンピュータの思考の違いはどうなのか、という点についてかなり踏み込んで語られていて興味深く読めました。将棋・囲碁で「筋が良い」とかいう言葉がありますが、そのような審美眼・大局観(という言語化しにくい「暗黙知」)がやっぱり重要だな、と気付かされます。この辺りを読んでいると「上達の法則」(岡本浩一)や「『超』発想法」(野口悠紀雄)などの本を思い出したりしました。"理詰め"と"感覚"のバランスが重要ですね。 また"Thinking about thinking improves thinking."(ノーベル物理学賞・ショックレー教授)という言葉も思い出しました。思考について考えると、より良い思考が出来るようになる、といった処でしょうか。本書を読んでいると、個々の情報単独では決して得られないモノ、つまり各情報間の連関から生じる新たな情報("メタ情報")を掴むことが重要だな、と気付かされます。(Googleの検索エンジンの仕組みみたいな。そう言えば、羽生氏は「ウェブ進化論」(梅田 望夫)の書評も書いてましたっけ) そのようなメタ情報およびその加工法に関する人間独特の「暗黙知」を如何に「形式知」として表出化出来るのかが今後の課題ですね。(「例題:"0→2"、"5←2"の時、"0□5"の□には←か→のどちらが入るか」には唸りました)

人工知能

ポスト・ヒューマン誕生―コンピュータが人類の知性を超えるとき

発売日:
ランキング 35085 位  渋甘
商品レビュー  人工知能が出現するとそれは自分自身を進化させることが出来るので ほとんど瞬間的に人間には理解不可能な超知能を獲得する。 人工知能の思考速度や記憶容量はごく短時間で百万倍になり十億倍になる。 人間には全く想像もできないような超技術が、想像を絶する質と量で 恐るべき短時間のうちに出現することになる。 非常に予言的なSF小説がある。物理学者ロバート・L・フォワードが 書いた「竜の卵」だ。中性子星上の生物が登場するのだがその生物の身体や文明は 化学的相互作用、つまり電磁気相互作用の替わりに核力による強い相互作用を 使っていて人類の百万倍の速度で考え、百万倍の速度で進化するのだ。 彼らは人類との遭遇時点では原始的な部族社会を営んでいるだが思考速度が 人類の百万倍だから人類をあっという間に技術的に追い越していく。 特異点後の機械生物の行動は「竜の卵」で描かれた中性子生命体と酷似するはずだ。 彼らの思考速度はあっという間に人間の百万倍を超えるだろうし、またたく間に一兆倍 に達するだろう。またたく間に宇宙全体に時空転移していくだろうし、並行宇宙や 多次元空間にも進出するだろう。なんといっても人間の百万倍とか十億倍、一兆倍 の速度で技術的に進化していくのである。宇宙全体や多次元空間に進出しなかったら むしろ不思議である。 面白いのは物理学者フランク・ティプラーの「オメガ・ポイント」の概念だ。 これは宇宙全体がコンピュータによって知性化されることを指していて、 これもまた特異点後の宇宙の展開に酷似している。ティプラーはそのほとんど 無限大とも思える処理能力を持つコンピュータの中の仮想現実世界では過去に 生存していた全ての人類が復活すると予言する。無限大の処理能力を有する コンピュータの内部ではあらゆるありえた人類の歴史の全てがシミュレート されているに違いなく、その中に部分集合として全人類の復活が 含まれるというのである。 (ティプラーは宇宙がビッグ・クランチに向かう場合に限って、コンピュータの 処理能力はクランチの瞬間、つまりオメガ・ポイントで無限大となり、主観的には 永遠に計算処理を続けることが出来るとしている)
商品レビュー  欧米人が大好きな未来予測もの。 著者は優秀な発明家にして未来学者です。 さて、この本は、まず株を買う役には立ちません。 そして分厚いです。 レヴュー的に、近未来、特にAIとナノテクについて、網羅的に書かれています。 最新の発見の辞書として優秀です。 その結果として演繹されている未来予測は、どちらかと言えばSF寄りです。 論理的展開に破綻は無いとは言え、いくつかの飛躍があるのは覚悟しておいた方がいいでしょう。 また、テイヤール・ド・シャルダンのオメガ思想に多分に毒されている感があります。 一神教に馴染みの無い日本人には、少しキツイかも知れません。 ですが、面白いことは保障します。 話半分程度に留めて読むことを推奨します。
商品レビュー  NHK BSの「未来への提言」で興味を持ったので購入した。 で、感想は「むず!!」の一言。 本屋でコンピュータ専門書に紛れて置かれていた意味が良くわかった。 コンピュータ、ナノテクおよび脳科学に精通してないとこの本を理解するのは難しいのではないか? ページが倍になってもいい。もっと初心者にも分かりやすい説明を加えてほしかった。 ただ、未来が凄いことになりそうだという雰囲気は伝わってきた。

人工知能

チャンス発見のデータ分析―モデル化+可視化+コミュニケーション→シナリオ創発

発売日:
ランキング 12201 位  渋甘
商品レビュー  2006年はじめまでのチャンス発見学の研究成果が一冊にまとまった本です。 大学や公的機関の研究者、企業内の研究者には著者の成果のみならず、チャンス発見の 関連分野のサーベイがすべて一冊にまとまっている良書です。 また、研究者およびこの本のチャンス発見手法を追試したい実務家に対しては 各章毎に十分な量の参考文献が載っているので、この本の内容と参考文献により 自分の問題に適用することも可能であり、また、著者の研究成果をベースにその上に 自分の研究を加えていくときにも役立ちます。 著者の今までの本の中でもっとも最新であり、もっとも中身が濃いチャンス発見本です。
商品レビュー  チャンス発見の技術は、キーグラフの他にもいろいろある。 このことは、最近になってセミナーなどで聞いて分かったつもりになって いました。セミナーに行くと応用事例も成果が豊富でいつもよく分かる のです。ですがそのせいで、ちょっと全体がわかりにくかった気がします。 「結局、チャンス発見のツールって何なの?」この本は、 そういう疑問を鮮やかに解いてくれます。 チャンス発見と言うのは、事象をきっかけにして未来のシナリオをつくる こと。だから、目の前の事象とつながるかも知れない様々な事象を図示する ツールが欲しいということ。その図をシナリオマップと呼ぶということ。 キーグラフも流れ図も、シナリオマップの一種だということ。 著者が本当は学者らしく書きたいのに読者に合わせているのが気の毒ですが、 お陰様でチャンス発見の哲学が深く分かるし、いろいろな技術が使えるよう になりそうです。

人工知能

学習とニューラルネットワーク (電子情報通信工学シリーズ)

発売日:
ランキング 99097 位  渋甘
商品レビュー  分かりやすいです。 誤差逆伝播、という暗号みたいな言葉の響きが 何度か読み直していくうちに、なるほど、と分かってきました。 惜しむらくは巻末についているC言語のソースの字下げがめちゃくちゃなこと。 あれでは流れが分からず、目では追えません。 ただ出版元のサイトでバグを訂正したソースがメールアドレスを入力すれば 入手できるので、それを利用して動かしてみると動作がよく分かります。
商品レビュー   工学部の大学1・2年生向けの教科書。良くも悪くも理系の教科書という印象。  著者の狙いは、ニューラルネットとその学習アルゴリズム、さらにその理解に必要となる数理的基礎を含め、全て1冊で学ぶことのできる教科書を執筆すること。みごと狙い通りの出来に仕上がっていると思う。偏微分法、勾配法といった数学の諸手法、ボルツマンマシン、マルコフ連鎖といった統計物理学の基礎についても説明が加えられている。  各章の記述は簡潔で、文系の大学教科書に慣れ親しんでいた私には素っ気なく感じたほど。私は、高校文系数学もかなりあやふやだが、何とかギリギリ最後まで読み通すことができた。  実習を重視し、練習問題とその解答が載せられている。また、ニューラルネットの理解には自分で簡単なコンピュータプログラムを書いてみることが効果的だと思うが、本書には付録として40ページほどのC言語プログラム例が掲載されていて、大いに助けになると思う。
商品レビュー  ニューラルネットワークを理解しようと,いろいろな書籍をあたりましたが,この本が一番わかりやすかったです.ニューラルネットワークを道具として扱おうとするものには,最初に手に取るといい一冊.巻末にC言語によるプログラム例が記載されているので,ここから始めることをお薦めします.

人工知能

人工知能概論―コンピュータ知能からWeb知能まで

発売日:
ランキング 122214 位  渋甘
商品レビュー  本書は人工知能の知識を広範に浅く紹介した書物です。 従ってプログラミングの知識をなくても読めます。 主な項目としては知識ベース、ファジイ理論、自動翻訳、音声認識、 エージェント、ニューロコンピューター、知識発見、Webマイニングなどで これだけの内容を170頁ほどの容量で説明するわけなので、当然内容は最低限度の ものとなります。しかし、初心者、初級者にとっては様々な範囲からの知識説明 なので、本書からの収穫はあります。 ここから上記のカテゴリーにもっと深く読み進めたい方は各章の巻末に 参考図書を読み進めるのが賢明でしょう(この場合私ならば本書を立ち読みして 参考図書を購入するでしょう)。 本書の面白いトピックスとしてゲーム木の説明(チェッカーから囲碁まで のゲームの難しさを数値表現)、セールスマンの巡回問題をどう解くか? 推論を人工知能はどう処理しているか?選択する場合どう枝刈りするか? を具体的に著わしています。
商品レビュー  人工知能の本は大きく3種類に分類できると思います。1.技術全体を偏りなく解説したもの2.特定の技術を詳しく解説したもの3.基礎技術のプログラミングを解説したもの最近は2や3の本を多く見かけるようになりましたが、この本は1に属しています。2や3の本を読む前に、是非読んでおくことをお勧めします。2の本は「木を見て森を見ず」になりやすく、3の本は「人工知能よりもプログラミング技術」に重点が置かれています。本書を読んでもっと詳しく知りたい気持ちになった時に2に進み、人工知能プログラムを実際に作ってみたくなった時は3の本が出番となるでしょう。
商品レビュー  過去12年間に14回の増刷という実績に信頼性を感じて購入した。期待通り,特定の分野への片寄りもなく,人工知能の全貌を見渡すことができた。通常の入門書にはない,ファジィ,言語,画像,音声,進化的計算,知的エージェント,Webインテリジェンスまで一様にカバーしているのはすごい。また,この種の本には珍しい「ですます」調の文章は,読者への思いやりさえ感じられた。文系の人でもきっと読みこなせると思われる。


人工知能

サポートベクターマシン入門

発売日:
ランキング 47440 位  渋甘
商品レビュー  日本語で読めるサポートベクターマシンの入門書。優れた学習機械として注目を集めるサポートベクターマシンを一から学びたい人にお勧め。翻訳のレベルについては、他の書籍と比べて、それほど悪くないと思う。
商品レビュー  本書は非常に論旨が明解に書いてあるので, サポートベクターマシンを学ぶには最高の本である. 非常に強く推薦したい. この日本語訳では, 用語の訳を色々工夫してあり, 私は非常に気に入った. また, 多くの訳注で内容を追いやすくなっている. 実は, 英語版を読んでいたが, この日本語版で, 色々新たな発見をした. 英語版を読んでいた人にも, 日本語版を読まれることを薦めたい.
商品レビュー  オリジナルは, サポートベクターマシンを学ぶための構成を考え抜かれている.しかも,洋書は大概つまらない話題でさえ分厚い本となり, 読むのにもうんざりする事が多い.しかし,この書物はたった200ページ程度しかなく,その心配は不要であろう.数学的な専門用語の記述が多いため,英語に自信のある読者にもこの翻訳は役立つのではないかと思う.和書がないため,訳語に関して苦労の跡が多く見られる.また,原著にない注釈(訳注)が200箇所程度と非常に多く,更に付録のアルゴリズムのコードにも2ページの訳者補遺が付け加えてあり,理解の助けになる.英語版を読んでいる人にも,立読みででもこの日本語版を読まれることを薦めたい.別のレビューで日本語訳が読み難いとあったが,専門書の訳である点を割り引けば納得できるレベルではないだろうか.訳注の多さと丁寧さはそれを補って余りあるものであろう.

人工知能

Javaによる知能プログラミング入門

発売日:
ランキング 86690 位  渋甘
商品レビュー  AIの基礎技術とその応用を具体的なJavaでのプログラミングを通しながら説明していくスタイルの本。概念やメカニズムの説明や、プログラムの説明は総じて丁寧で、Javaの知識があればつまずくことなく最後まで読み通せます。探索、パターンマッチング、知識表現、推論、プランニング、整合性管理といったAIの基礎/要素技術(テクニック)が中心的な話題で、最後にモバイルエージェントに推論機構を組み込む応用などが説明されている。
商品レビュー  AI関連の書籍は専門用語が頻繁に使われており,素人にはとっつきにくいものが多い.本書では,AIの基本的な技術に関して,分かりやすく簡潔な説明がなされている.また,図表が効果的に使われているため,具体的なイメージも掴みやすくなっている.また,説明された事柄を読者が実感できるように,実際に動くプログラムの掲載され(付録としてCD-ROMもついている),読者が深く内容を理解できるように工夫されている.一般的なJavaの入門書でさえ,かなりおおざっぱなプログラムの説明がされていることがあるが,本書では掲載されているプログラムについて,全編に渡って常に懇切丁寧な説明が加えられている.たとえJavaの初心者でも,プログラムを理解することは十分に可能と感じられるほどだ.本書によってAI技術のエッセンスを体得することでき,またJava言語を実践的なレベルで理解することができる.まさに,二兎を追うものが二兎を得られる良書である.

人工知能

遺伝的アルゴリズムの基礎―GAの謎を解く

発売日:
ランキング 6313 位  渋甘
商品レビュー   遺伝的アルゴリズムをまったく知らない自分がまず手にとって見たのがこの本だった。この本は遺伝的アルゴリズムの基礎から考え方、実際の検証から応用事例まで書いてあり、非常にわかりやすかった。 ただし、ソースコードなどはほとんど載っておらず、実際に自分の手で体験することはできない。 しかし、これ一冊で遺伝的アルゴリズムの概要をつかむことができる良書だと思う。
商品レビュー  遺伝的アルゴリズムの入門書としてだけでなく、様々な進化的計算手法の参考書としても使えます。評価関数や多数のベンチマーク問題、その結果もあり、自身の研究結果との比較にも使えます。

人工知能

オークション理論の基礎―ゲーム理論と情報科学の先端領域

発売日:
ランキング 48350 位  渋甘
商品レビュー   オークション理論の基礎をとても分かりやすく解説した良書です。皆が満足する価格で売買でき、不正が発生せず、分かりやすい取引を実現するには、どのようなプロトコルがありうるかについて考えるきっかけになります。
商品レビュー  オークションの理論を勉強するとき,いままではどうしても専門書や英語の図書を読破する必要があった.オークション理論は情報科学とゲーム理論(ミクロ経済学)までを含んだ学際的な分野だからである.また,これまで日本ではオークションというテーマに情報科学とゲーム理論から切り込んだ書物はほとんどなかった. オークションというと,YahooオークションやeBayオークションを思い出しがちだが,世界的には様々な分野で,オークションとその理論が利用・応用されている. 本書は,そのようなオークション理論を,非常にわかりやすい例題を用いて,難しい概念を,丁寧にわかりやすく説明することに成功している(特に,家族で休日にどこへいくべきかという例は良かった). 本書は,情報科学,人工知能,ゲーム理論,ミクロ経済学等の大学生や大学院生にとって,非常に良い入門書で,お勧めできる.

人工知能

データマイニングの基礎 (IT Text)

発売日:
ランキング 21306 位  渋甘
商品レビュー  オーム社なので技術的な内容が多いのは予想どおりでした。 説明はその手の大学院生やアカデミックな方々に向いた内容です。 仕方ないかもしれませんが、民間企業でテラバイトデータに向き合う人が読んでも残念ながらあまり参考になりません。実際のデータ事例が少ない気がします。しかし、理論的背景などを理解したい人や大学院生には向いてます。 SASやSPSSでデータ処理を担当してる方、解析を担当している方にとってのお勧めは第4章です。気の遠くなるような変数の数、ダミー化や欠損値処理などやりすぎて「コア」データを見つけられなくなり「どーすればいい?」と思ってる方にはとても参考になります。やみくもにデータを離散化してまいがちな方、もっと合理的かつ論理的な属性選択をしてみたい方にはとても参考になります。 通常、マイニングツールは非常に高価です。フリーのWekaを勧めることでもっとKDDを知ってもらいたいという著者の意気込みを感じます。

人工知能

はじめてのAIプログラミング―C言語で作る人工知能と人工無能

発売日:
ランキング 42092 位  渋甘
商品レビュー  タイトルに人工知能とありますが、作っているのは人工無能です。 「恋するプログラム」を読んでからの方が理解しやすいと思います。 人工知能に関するトピックに触れてはいますが、内容が浅くてもの足りなさを感じます。 プログラムを動作させた結果も「うまくいきませんでした」で終わっており、 どうすれば良くなるか考察がないのも不満を感じました。 強化学習の章では人工無能ではなく、じゃんけんプログラムになったり、 音声認識・合成の章は単にwavファイルを連続再生するだけだったり、 sort、uniq、形態素解析(風味)などのツールをわざわざ作っていたり、 なくても良かったのでは?と思える項目がいくつかありました。 プログラミングに関しても、いきなりリダイレクトの解説が始まったりして、 読者にどの程度のレベルを想定しているかわからないし、 C言語のソースコードも洗練されているとは思えませんでした。 結局のところ、最後の参考文献が一番役に立ったと思いました。
商品レビュー  C言語で、対話を行える人工無能を作成しようという書籍。 人工知能や人工無能の概要や歴史、自然言語処理の技術などの他、実際に、実際の人工無能のプログラミングの解説されています。C言語での文字列処理など、基本的なところから、対話エージェントを作るところまで解説されています。C言語の入門者であれば、本を前から読んでいけば無理なく人工無能が作れるようになっています。 自然言語処理、知識表現、学習、エージェント、などを学術的に解説している書物や、実際のプログラミング解説されているが入門者向けではない書籍ではないものもありますが、この書籍は、内容もレベルもちょうど良い感じです。 私(情報工学科の大学院生です)が所属している大学の学部向けの「自然言語処理」の授業でも、この書籍のように、知識ではなく、実際にプログラムを組む演習形式でした。こういう授業は、ためになるし、面白いんですよね。学部の授業は、こういう書籍を教科書にして、実際にプログラムを組む演習を中心にやればいいと思いますね。その上の知識や手法は、大学院に入ってからでもいいと思います。 。。。と、ほめちぎってきましたが、どうせ作るなら、ネットワーク対応のプログラムを書ける「恋するプログラム」の方が良いような気がします。 C言語の応用的書籍としては☆5つ。ネットワーク対応でない点で☆4つにします。
商品レビュー  C言語を知っていてこれから人工無能を作ってみたいという人には良い本だと思います。 しかし人工知能の解説という感じはありませんでした。 新しい人工無能の基礎的な解説本として星4つ、人工知能の解説本として星を一つとって星3つにしました。

人工知能

強化学習

発売日:
ランキング 69796 位  渋甘
商品レビュー  近年、機械学習の世界では強化学習が非常に注目されており、国際会議でも毎年かなりの数の新しい成果が発表されている、まさに旬の分野といえます。本書は、これから強化学習をはじめたいと思っている人が、強化学習の問題設定や代表的なアルゴリズムを「感覚的に」理解するのに最良の入門書であると思います。これだけの内容を日本語で読める本はほかにはありません。数式も必要最小限にとどめ、強化学習を応用してみようという立場のひとにはこれで十分だと思います。ここから更に理論的な深みにはまっていくためにはBertsekas&Tsitsiklis"Neuro-Dynamic Programming"あたりがよいのではないでしょうか。
商品レビュー  まさに強化学習という分野におけるバイブル本だと思います。私はまったくこれといった前提知識をもっていませんでしたが、十分に理解ができました。(かなり文字は多いです。)(数式も多少ありますが簡単に理解できる程度のもの)機械学習や人工知能、マルチエージェント等の分野で、強化学習をやってみようという方が知識付けに読むには最適な良書だと思います。
商品レビュー  強化学習を理解するベスト中のベストといって過言ではないと思います。強化学習のエリアで非常に著名な著者が、強化学習の生まれた経緯から基礎の説明、そして応用まで実にうまく説明しています。それでいて決して分厚い本になっていないのがいいところだと思います。強化学習を理解するのに最初に読むべき本だと思います。

人工知能

知能の謎 認知発達ロボティクスの挑戦

発売日:
ランキング 128903 位  渋甘
商品レビュー  人間のような「知能」を持ったロボットを開発するには、何が必要なのかについて考えることを通して、人間の知能の本質~知能の謎~に挑んでいる。 ・知能の発達には身体性と環境との相互作用が不可欠である。 ・人間は「常識」の範囲で物事を認識し、行動している。 ・ロボットはインフラになる …etc 興味深い知見・提言がありふれていて非常におもしろかった。 討論の部分では難解なキーワードが多々飛び交っているため理解は追いつかなかったが、研究者の方々がどのような考え・哲学を持って研究を行っているのかについて垣間見ることができる。 ロボットがこれからどうなっていくのか、「アトム」のようなロボットをつくるにあたり、 どのような問題に今直面しているのかについて興味がある人に強くお勧めしたい。 多少難解な部分はあるが、もちろんそれ以外の方にも一読の価値ありと思われる。
商品レビュー  まずこの本のテーマはロボット開発を通して脳科学、人工知能を考えていく本です。 ロボット工学や脳科学の専門用語が数多く出てきてとっつきにきいかもしれませんが、 内容としては物凄く面白い! 私の関心の引いたトピックは2足歩行のロボットよりもムカデのように沢山足のあるロボットがきちんと動いたということ。 何しろロボット、知能の研究者が集まってこの本1冊を編著しましたから、内容は専門的かつ 内容は濃い。それだけにこの内容を理解できれば読者としての幅は広がることを保証します。
商品レビュー   面白い。もっと早く読めばよかった。副題にある「認知発達ロボティクス」とは、知能をもつロボットを実際につくってみることを通して、人間のもっているような知能(知能そのものや、その構造、知能発達の仕組み、発達過程)を解明することを目指す、人工知能・ロボット研究の新しい潮流。けいはんな社会的知能発生学研究会は、ロボット工学、人工知能研究、脳科学、認知科学、発達心理学、等の分野を越えて集まった若手研究者(30~40代?)主体の会のようだ。  はじめに、認知発達ロボティクスという勃興期にある学問領域の基本的なアイデアについての紹介があり、その後7人の著者が単独でそれぞれ1章を担当している。著者の立場はそれぞれ異なっていて、人間の脳を理解するための手段としてロボットをつくるという立場に立つ者もいれば、ロボットをつくることそのものを目的とする立場に立つ者もいる。  著者らは、古典的な人工知能研究や知能ロボット研究に欠けていた(あるいは、軽視されていた)ものとして、知能における「身体」の意味、知能がどのように「発達」していくのかという観点、ロボットがその中で成長していく(あるいはロボット同士で形成する)「社会」等を挙げる。「自分の身体を使って実世界と関わり合いながら、徐々に学び、成長してゆく」そんなロボットを実現しようともがくプロセスの中から「知能の謎」を解くヒントが得られるかもしれない、というわけだ。  特に、最初の2章(「序論」と「エピソード0」)が面白い。誕生したての学問だから、具体的な研究成果ではなくて、その視点から新たに見えてくる風景の豊かさによって評価したい。

人工知能

ロボットの心―7つの哲学物語 (講談社現代新書)

発売日:
ランキング 102169 位  渋甘
商品レビュー  タイトル通り、「ロボットって心を持てるの?」というテーマについて、哲学・脳科学の分野からのアプローチ。 結局、ロボットが心を持てるかどうかっていう結論は先延ばしにされたまま。 「えっ、結局どうなの??」って思ってしまう人は読まない方がいい。 ロボットに心を持たせようとした時に何が問題になるのか、とりあえずわかる内容になっているので、心の哲学の入門書としてはいいのかも。 ただ、難しい問題をなるべくおもしろおかしく書こうとする筆者の意志は伝わってくるのに、なぜだか面白い文章だと感じない。章ごとに置かれているロボットのストーリーとか、工夫してるんだろうけど無理してるように感じるから、だと思う。
商品レビュー  ソクラテスも良い歳をして街頭で若者たちと議論を楽しんだように、著者は自身をもう一人の対話相手として力むことなく議論を楽しんでいるように見えます。結論は先延ばしにされていますが、結論が出た時点で、それはもう哲学ではなくなるのだから、その意味では、まさに活きの良い哲学の問題を目の当たりにしていることになります。今流行りの「クオリア」や「コネクショニズム」についても言及されており、"心の哲学"の入門書としてお勧めしたい一冊です。
商品レビュー  ~「ロボットに心が持てるか」がこの本のテーマ.チューリングテストやニューラル・ネットワークなどのありきたりの人工知能入門やデータがないのに断定的な哲学者らしい議論が続き...で,結論は,「意識や感情やクオリアが果たす機能」は「物理的なシステムで多重に実現できる」.「半導体や電線やプラスチックやレンズなどの工学的な素材」で.~~それからもう一つ,「心があるようにしか見えないロボット」は「心があるロボット」.....え?こんだけ?というのが正直な感想でした.結局,ロボットに心を実装するための具体的なアイディアについては何も書かれていませんが,哲学からロボット学へのアプローチ,として読むと面白いかも.~

人工知能

ロボット化する子どもたち―「学び」の認知科学 (認知科学のフロンティア)

発売日:
ランキング 161762 位  渋甘
商品レビュー  高度情報化時代の今日、多くの人たちがコミュニケーション障害に陥り、大きなストレスを抱えている。日々の報道は悲惨な事件を伝え続け、特に犯罪の低年齢化が目に付く。盛んに教育改革が叫ばれているが、現在の日本社会を考えれば焼け石に水の感も否めない。  こんな危惧の証拠は、夕方から夜にかけてちょっと街を歩けばいくらでも目にすることができる。ダンボールにくるまるホームレスの脇で、ベタ座りしている若者達。中にはコンビニのカップラーメンで夕食を済ませるものもいる。しかも、食べ終わった彼らは、スープが残っている器を道ばたに置いたままその場を立ち去る。周りには、スープの空袋や割り箸が散乱している。 ・・・中略・・・  このことは、ロボット工学も証明している。1970年代まで「ロボットにさせたいことを、簡単なことから複雑なことへ系統的にひとつひとつプログラムする」という基本方針を持っていたロボット研究者が、「それでは人間に近づかない」と考え出したことを知ったとき、私は目の前が開ける思いがした。それは、1980年代に起こったロボット開発の「行き詰まり」が原因であり、そのあと彼らはパラダイムシフトを経験する。  ロボット開発と全く同じような行き詰まりが、現在、子どもや若者の教育において起こっている。本書ではこの原因を、これまでの教育や「学び」の大原則、つまり「正しい知識を簡単なものから複雑なものへ、ひとつひとつ系統的に積み重ねてゆけば効果的な学習ができる」という基本的な考え方が間違っていたということに帰して検討してきた。  そろそろ教育や「学び」に関して、少し本質的なところから検討し直す時期に来ているのかも知れない。これまでの常識を一旦白紙に戻した上で、あらためて21世紀の高度情報化時代における教育や「学び」を考えなげばならない時期に来ているのだろう。
商品レビュー  自閉症児教育とロボット開発に共通のフレーム問題があることを指摘し、研究者内外に大きな波紋を呼んだ『鉄腕アトムと晋平君』の著者、渡部信一(東北大学教授)の最新刊。「晋平君三部作」の完結編となる。 訓練型教育の行き詰まりを一貫して警告してきた著者が、本書では一歩進んで、解決の処方箋を示そうとしている。しかも、アナログの典型ともいうべき日本の「職人教育」からヒントを得ているという点で、きわめてユニークな教育論である。 訓練からしみこみ型教育へ−教育のパラダイムシフトは起こるだろうか。という本書のテーマとは別に、最先端のデジタル教育学、脳科学、ロボット開発に精通している著者が、なぜ、アナログというややこしい世界に足を踏み込んだのか。その心境の変化?を知るだけでも、本書一読の価値はあるだろう。
商品レビュー   正直、期待外れだった本です。  著者は教育学博士をとっている方ですが、(個人的には) 冒頭の部分での現在のこどもや学生に対する偏見やステレオ タイプな記述がかなり気に掛かってしまい、読む気を消失し ました。(私は現役の大学生ですが、著者にもう少し今の社 会の現実を見てから書いてほしいと思いました。)  自閉症の子どもに対する教育とロボット開発を見ながら、 現在の教育を考え直していこうという著者の考えは理解でき るのですが、もう少し客観的にその必要性を説けなかったの か、というところでマイナス1=この評価です。  専門分野にかけてはそれなりですが、文章の重複がとても 多く、読みづらかったし、以前の著書である「鉄腕アトムと 晋平君」とほとんど内容が同じ部分が見受けられました。こ ちらの本には教育の歴史のようなことや、今後のあるべき教 育などについての著者の考えなどがかいてありますが、いず れもそこまで詰めたことは書かれてないので、「鉄腕アトム ~」を読んだ方は、こちらは読まなくても差し障りはないと思 います。

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